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2008年9月

2008年9月23日 (火)

Egg Benedict

唐突ですが、egg Benedict という料理があります。Wikipedia によれば、イングリッシュマフィンを半分にし、ハムまたはベーコン、ポーチドエッグ、ホランデーズソースを載せた料理とされています。
筆者はこれ結構好物で、レストランで朝食またはランチに食べます。ディナーのアントレという雰囲気ではありません。要はベーコンエッグをパンに乗せたようなもので、どうしても朝食というイメージが残るからです。

さてこれ、Benedict という名前がついていますが、これは言うまでもなく人名です。Egg Benedict というと卵料理だと言うことは分かりますが、poached egg とか fried egg とか sunny side up とか、egg にどのような調理を加えたのか分かる料理名になっていないので、知らないと内容が分からない料理です。Wikipedia によるとこれがどうして Benedict と呼ばれるようになったのか、については3つの説があるそうです。

The New Yorker 誌のコラム "Talk of the Town" のインタビューで、引退した Wall Street の株ブローカーであった Lemuel Benedict が彼の死ぬ前年の 1942 年に次のように語った。1894 年のある日、私は Waldorf Hotel で二日酔を直そうと、「バタートースト、ポーチドエッグ、カリカリベーコンにホランデーズソースを少し」と注文した。これを聞いた Oscar Tschirky (Waldorf の支配人。Oscar of the Waldorf として伝説的な人物)はたいそう感心して、ベーコンの代わりにハム、トーストの代わりにトーストしたイングリッシュマフィンとした上で朝食とランチョンのメニューにこれを載せた。

1967 年 9 月、The New York Times Magazine のコラムで Claig Claiborne が、当時在仏のアメリカ人 Edward P. Montgomery から受け取った手紙のことを書いている。その中で、Montgomery は egg Benedict は 銀行家でヨットマンの Commodore E.C. Benedict が、1920 年に 86 歳のときに作ったと記している。Montgomery はまたその中で、egg Benedict のレシピについても触れていて、そのレシピは彼の母親から受け継いだと書いている。そしてその母親は Commodore の友人であった彼女の兄から受け継いだとされている。

マサチューセッツ州 Vineyard Haven の Mabel C. Butler は 1967 年 11 月に The New York Times Magazine に掲載された手紙の中で、Montgomery の話に関して、「良く知られた Mrs. Le Grand Benedict との関係についての本当の話」は次のようであると述べている。

Benedict 夫妻は 20世紀初頭 New York 在住の間、毎週土曜日は Delmonico's で食事をすることにしていた。ある日 Benedict 夫人は支配人をつかまえて「何か新しいものか変わったものはないこと?」と聞いた。支配人が答えて夫人からの注文を待っていると、夫人はイングリッシュマフィンにポーチドエッグを乗せて、ハムのスライスにホランデーズソースを添えて、てっぺんにトリュフを乗せて、と注文した。

しかしながら、起源説としてもっとも有力なのは、Elizabeth David の French Provincial Cooking である。ここで彼女は伝統的なフランス料理である œufs bénédictine について述べている。これは揚げたパンに brandade (塩タラとポテトのピュレ)をスプレッドしたもので、その上にポーチドエッグを乗せホランデーズソースを添えたものである。これがどうやってアメリカに渡って広まったのかは依然不明である。なおタラと卵という組み合わせは、これが四旬節の肉を用いない料理であったことを示しており、またタラが塩タラであることから、それが良く用いられていたルネサンス時代まで遡ることを示している。

実のところ「Egg Benedict とはどういう料理であるか」が重要なのであってどの説が有力でも関係ありません。Benedict なんていう名前をつけるから、名前から料理の内容が想像できなくて困るわけですが、料理に人の名前やレストランの名前をつけるのは良くあることです。またその起源を書き出すとキリがありませんが、例えば次のようなものです。

Porter-house steak
Delmonico steak
Sandwich
Chicken Cordon Bleu

Porter は人名ともそうでないとも諸説紛々です。Delmonico's は上にも出てくる NY のレストランです。Sandwich は有名な話ですね。ギャンブル好きの伯爵の名前とされています。
ステーキで言うとシャリアピンもそのはずなのですが、Chaliapin steak をググっても英文ページは殆どヒットせず、日本語ページだったり英文でも日本のレストランだったりしますので、もしかしたらシャリアピンステーキというのは日本でのみ使われている料理名なのかもしれません。

人名以外の固有名詞、例えば地名のついた料理もまた同様に、何だか分かりません。

Buffalo wing
New York strip
Kansas City strip
Lyonnaise potato
Wiener Schnitzel
Frankfurter sausage
ミラノ風カツレツ

まあ地名が付くのはその地方の名物料理なのでしょうから仕方ありません。
そう言えば egg Benedict に使われる Hollandaise sauce は、これも当然地名です。冒頭で「イングリッシュマフィンを半分にし、ハムまたはベーコン、ポーチドエッグ、ホランデーズソースを載せた料理」と書きましたが、これを理解するには Hollandaise sauce が何たるかを知ってしなければならないことになります。もう深入りはしませんが、Hollandaise sauce とはバターとレモンジュースを卵黄を乳化剤として懸濁したソースで、塩コショウまたはカイエンペッパーで味付けするそうです。要は酢の代わりにレモンジュース、植物油の代わりにバターで作ったマヨネーズですね。これは本当はフレンチのソースなのですが、オランダ料理を真似たものと誤解されていたのでこの名前がついたとのこと。
しかし上で出てくる各説の登場人物は、みんなこのソースがどんなものか知っていたのでしょうか。または普通のアメリカ人はみんな知っているようなものなのでしょうか。謎です。

さて地名なら日本でも石狩鍋、土佐酢、さつま揚げ、江戸前寿司、讃岐うどん、吉備だんご、安部川もち、深川丼等たくさんあって、内容が分からないのも同様です。でも、人名・レストラン名等の固有名詞がついた料理は日本では少ないものと思います。「柳川」が江戸時代の日本橋の料理屋という説はあるらしいですが。だからでしょうか、こちらで人名つきの料理名を見ると少しムカっとするのは。「あ、知らないの? ふーん」とか思われていそうで。ま、旨いものにありつこうと思ったら、覚えるしかないですね・・・

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2008年9月22日 (月)

Deviled Food

オードブルに deviled egg という料理があります。固ゆで卵を作り、上下半分に切り、黄身を取り出します。黄身をマッシュし、ペースト状にしたものに各種味付けをして、白身の空洞部分を器に見立てて盛り付けたものです。エスカルゴを供する皿に似た、専用の皿も売られていて、誰でも知っている料理と言えるでしょう。昔からどうして deviled と言うのか疑問に思っていましたが、今日まで調べてみることはありませんでした。

それと、deviled ham という料理(缶詰)があります。これはハムをみじん切りにして様々な味付けをしたもので、ディップとして使ったり、サンドウィッチやケサディーヤ、ラップ類にスプレッドとして使います。缶詰の表面には可愛い悪魔が槍を持って立っている絵などがあしらってありますので、シャレでない限り、この devil というのは悪魔のことであるようです。しかしこれも deviled egg と同様、どういういわれがあるのか知りませんでした。

さてふと思い立って deviled egg を Wikipedia で調べてみました。

フランス、ハンガリー、アメリカでは deviled egg または egg mimosa と呼ばれ、またドイツでは Russian Egg と呼ばれてポピュラーな料理である。が、おおもとはローマに起源を発する。
固ゆで卵を作り、冷えてから休日、パーティのサイドディッシュとして供されるのが一般的である。イースターで子供たちが拾った卵の使い道にもなる。アメリカでは中西部から南部にかけて一般的な料理で、特に夏のオードブルとして供される。専用のサービング皿などがあることでも知られる。現在ではスーパーマーケットでも売られている。

とまとめられています。大まかな作り方は冒頭に書きましたが、黄身にまぜる調味料としては、次のようなものがあるようです。

マヨネーズ、マスタード、タルタルソースなどがメイン。その他にはピクルス、薬味類、砂糖、塩、コショウ、酢、オリーブ、ピメント、ポピーシード、タマネギのみじん切りなど。フランスではグリーンパプリカやパセリなどもポピュラー。仕上げにパプリカを散らす。

色々なパーティで食べてみたり、ごくたまにスーパーマーケットで買ってみたこともあります。マヨネーズが普遍的な材料であることから少し酸味とコクがあることはだいたい共通していますが、当然ですが店によって味が違います。まあ非常に旨い deviled egg というのも食べたことはありませんが、料理としては、見た目の面白さからパーティのオードブルに良いというのはそのとおりだと思います。

ちょっと余談ですがタルタルソースを用いるというのは随分無茶な話じゃないでしょうか。タルタルソースとは、マヨネーズにゆで卵のみじん切りその他をブレンドしたソースじゃないか、と。つまり卵の味付けに卵を使うというのはいくらなんでも・・・ と書こうと思って、tartar sauce を Wikipedia で調べてみたら、

タルタルソースは、マヨネーズに、ピクルス、ケッパー(本当はケイパーなのに日本ではこう呼びますね)、タマネギ(またはチャイブ)のみじん切りを加えた白い濃厚なソースである。固ゆで卵、オリーブ、ホースラディッシュが加えられることもある。通常ディジョンマスタードが乳化剤として用いられる。

とあります。何と、ゆで卵が入るとは限らない! どうりで Emeril Lagasse のレシピにゆで卵が入らないわけです。それでは自分の記憶が間違いだったのか? と今度は日本のウィキペディアを見てみたら、

マヨネーズに、みじん切りにしたタマネギ、キュウリのピクルス、ケッパー、パセリ、チャイブなどの野菜、同じくみじん切りした固ゆで卵などを混ぜ込んだ白い濃厚なソース。オリーブのみじん切りやホースラディッシュ、ディジョン風マスタードや酢を加えることもある。

殆ど同じですが、微妙に違います。日本では固ゆで卵までが標準のようです。間違ってなかった・・・

さて deviled egg の名前の由来ですが、次のようなことが書いてあります。

1868年に William Underwood Company が挽いたハムを辛い調味料で味付けした新製品を試験的に販売し始めた。商品群はチキン、ターキー、タン、ロブスター、ハムを含む肉製品である。Underwood はこの調味プロセスを "deviling" と命名し、Underwood の "red devil" が生まれた。ちなみにこれは 1870 年に米国商標第 82 号として登録され、現在でも使われている食品の商標のうち、最古のものである。Underwood devil は商標ではあるが、"deviled" という単語は、"deviled egg" のように、ピュレにした食品をディジョンマスタードなどの辛い調味料で味付けしたものを指すようになった。

ということだそうで、

現在では deviled egg には上で書いた材料以外に、ガーリック、ホースラディッシュ、わさび、チーズ、チャツネ、サルサ、ホットソース、マッシュルーム、ほうれんそう、サワークリーム、キャビア、スモークサーモンなど色々な食材が使われる。そして現在の deviled egg は必ずしも辛くない。

とのこと。じつは deviled ham の缶詰も、ちっとも辛くないのです。これも店・会社によって味は様々かもしれませんが。

Deviled egg と deviled ham。共通点は結局、ピュレまたはみじん切りにして味付けしたということだけのようです。"Deviled" がどういう動作だか分からないわけです。それだけで deviled というのなら、レバーペーストは deviled liver と言えるだろうし、ミートローフは deviled meat だろうし、ポテトサラダは deviled potato で良い理屈になります。何で egg と ham だけ特別扱いなのか良く分かりません。他の食材では実際どうなのか、と思って Google で軽く "deviled" と入力してみると、deviled egg、deviled ham のほかに、

- deviled tomato
- deviled crab
- deviled clam
- deviled chicken drumstick
- deviled sardine

などがヒットしました。まあレシピを作った人の創作である可能性は高いと思いますが。商標が一般名詞に進化することは良くあることですが、そういう経緯だと語源が分かりにくいですね。
近いうち自分で何か deviled 何とかを作ってみよう・・・

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2008年9月12日 (金)

A1 On A Burger?

最近気に入っている CM があります。A1 steak sauce の CM なのですが、概ねこんなものです。

レストランで向かって左に紳士(A)がハンバーガーのパティの上に A1 steak sauce をかけている。
それを向かって右の初老の紳士(B)が眺めている。A がソースをかけ終わり、ソースの瓶を右手に置いたところで、B が A に向かって:

B:Excuse me, A1 on a burger?
A: Yeah.
B: That's a great idea.
A: (いやそれほどでも・・・ という顔)
B: Could I borrow them?
A: Sure.

と、A が右手を伸してソースの瓶をとろうとする。と同時に B も右手を伸して A のテーブルの上にある皿ごと自分のテーブルに持ってきてしまう。

B: Thank you.

A は右手にソースの瓶を持ったまま唖然。ソースの瓶をテーブルに置いて、何度か口をパクパク。右では B がバーガーを食べて大きく頷く。

とまあこんなものです。ちょっと面白いので動画リンクを張りたかったのですが、意外なことに Youtube に登録されていません。同じような興味を持ったアメリカ人がいるようで、そのブログには探したけれどやっぱりなかったと書いてあります。でも A1 をバーガーにかけるというのは昔から良く CM で流されていたことが分かったと書いてあります。そして A1 を実際にバーガーにかけるかどうかコメントを求めたところ、19 人のレスがついています。面白いのでちょっと紹介してみます。2ちゃんねる風にしてみました。元のサイトはこちら。
http://aht.seriouseats.com/archives/2008/05/a1-steak-sauce-on-a-burger.html

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A1 をバーガーにかけるかどうかのスレ

1: Markbb : 2:46PM on 05/17/08

うん、かけるね。ソーセージと一緒に試してみてね。

2: wookie : 3:01PM on 05/17/08

CM は、子供の頃から良くみかけたよ。んでテレビで見たとおり、試してみた。
そうしたら・・・ えらいこった。A1 は全然ドロドロしてないから、CM のようにたれ流れてこないというわけにはいかないんだな。多感な8歳で、食いモンに対する興味が沸いてきてる年頃だったからなおよくない。CM の通りにいくと思うぢゃん。全然思った通りにならなかったのがショックで、それ以来バーガーにはあれから 20年以上 A1 をつけてない。

3: kenjialtci : 5:27PM on 05/17/08

確か最初の CM は 1986 年頃だったと思う。デルモンテの広告が A1 に続いて、「デルモンテはもうすぐ 100 歳になります」って言ってた。デルモンテのウェブによると、"cowboy burger"って名前が最初に使われたのは 1986 年らしい。まだ小さかったのにこの名前は良く覚えてるんだけど、それが Master of the Universe から来てるのか A-Team から来てるのか良く分からない。

4: jackiecat :6:41PM on 05/17/08

A1 はフレンチフライに良く合うよ。ちょっとスパイシーなケチャップみたいだな。

5: FastFoodCritic :7:00PM on 05/17/08

Whataburger(テキサスではそう呼ぶんだけど)は、A1 Thick and Hearty sauce で食べるモンだな。うまいで。Jalapeno peppers で食べるバーガーもある。みんなは食べられるかな ^^;
Burger King だと、Loaded Steakhouse Burger はやっぱり A1 Thick and Hearty sauce(マッシュポテトつき)で出てくるね。あんまり好きじゃないけど。
ん~とだから~ 場合によるな。どれだけかけるか、とか、バーガーの中の他の食材によるな。

6: juliec : 7:23PM on 05/17/08

Five Guys(って DC 界隈のチェーンね)は、バーガーに A1 を用意してるよ。

7: wookie : 8:24PM on 05/17/08

>>6
Five Guys はあっちこっちにあっていいよね!

8: Butrflygirly : 11:00PM on 05/17/08

A1 サイテー。マジで。つけるモンなんてない。CM は面白いけどね ^^;

9: brittj8585 : 1:08AM on 05/18/08

Five Guys のバーガーならつけるけど他はやんない。ゆるいソースだから面倒だし。つけてもちっともうまくなんないし、インパクトもない。

10:confusedmommyof3 : 1:09AM on 05/18/08

バーガーはケチャップとマスタード。他にもうまいソースはあるけど。A1 もそんなに悪くないけど、やっぱりベークドポテトとか、フライとかにはもっと濃くてコクのあるソースがいいな。ステーキやホットドッグもね。

11: Christian Smith : 7:32AM on 05/18/08

A1 は好き。でもステーキにはかけない。バーガーやフライなんかだけ。何で育ったっつったら、Heinz 57 sauce だな。

12: LunaPierCook : 10:33AM on 05/18/08

ウチは Jack Daniels' の steak sauce を試してからは A1 は買ってない。Jack Daniels's の方がずっといいフレーバー。

13: Tartar : 12:17PM on 05/18/08

A1 ウマイよ! 思い出しちゃった。もっと A1 食べなきゃ。バーガーとかターキーバーガーに最高!

14: FastFoodCritic : 9:29PM on 05/18/08

>>11
Heinz 57 なんて言うから思い出しちまった。俺も子供のころから Heinz 57 好きだったな。バーガーにステーキにフライに・・・ 何だって合うもんな! ガハハ!

15: Montana Eats : 12:16PM on 05/19/08

A1 はどんなバーガーにも合うよ。でもパティを作るときに中に練りこむ方がもっといいな。

16: RichardCrystal : 2:08PM on 05/19/08

>>15
15 に禿同。この CM 何十年も前からやってる。ステーキにつけるのはいいけど・・・ バーガーにはマヨとレタスとトマトじゃないかな。絶対マヨ!

17: DwayneW : 11:34AM on 05/20/08

>>5
Whataburger の A1 Thick and Hearty 最高。朝飯にいいな。オーダーしてから作るからしばらく待つけど、熱々で最高。

18: tjmile1 : 12:21AM on 05/22/08

スンマセン。バーガーには A1 使わないっす。何度かは試したんだけどね・・ ダメだったなあ。僕自身はケチャップとマヨがいいんだけど、何か最近はあんまりつけなくなってきちゃった。ホットドッグにはマスタード使うけどね。
A1 は、安いステーキにはいいよ。ステーキソースって結構ハマるんだよねー。通気取りがいろいろ言うけどさ。Heinz 57 はもちろん使ってたよ。もう 20 年も使ってないけど(んー、どんだけ前だったかな)。今日使ったらウマイと思うかなあ。16 の時に Ponderosa というステーキ屋に行ったけど(まあヒドいもんだったが)、Heinz 57 のまがいモンが置いてあって、フライに良く合ってた。
海兵隊でケニヤにいたときはフライに "catsup" は使わなくて、HP ソースばっかりだった。実際フライに HP、合うんだなー。こっちの HP はあんまりうまくないけどね。

19: FastFoodCritic : 9:31AM on 05/22/08

>>17
同感。Whataburger は冷凍品や作り置きしないからな! いつも新鮮!

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だいたいこんなもんでしょう。うーむバーガーは流石にアメリカの国民食。十人十色みたいです。日本で言ったら何にあたりますかね? 例えばおいしんぼにも出て来ますが目玉焼き。

断然しょうゆ
ソースに決まってるじゃん
マヨネーズ以外何があるの
塩をパラリのこしょうをパラリ

日本人のこだわりったら、目玉焼きより味噌汁の具ですかね。それとも蕎麦の薬味?

ところで A1 sauce とは何物かということについてまとめておきます。出典は Wikipedia です。

もともとの A1 は 1824 年に Henderson William Brand (英国王 King George IV 世のシェフ)によって作られた。伝説によると王が "A.1" と命名したとされている。1831 年に Brand & Co. のラベルのもと商業生産され、これは 1850 年に倒産により Brand & Co. の所有権が W.H. Withall に譲渡されるまで続いた。1873 年には創始者の Henderson Willam Brand と Dence and Mason (Withall から Brand & Co. を買収した) との間に起こった商標に関する論争の後 A1 と名称変更された。その後アメリカには G.F. Heublein & Brothers によって導入された。
A1 の所有権は 一旦 R.J. Reynolds により取得された後 1981 年に Nabisco に譲渡された。1999 年には Kraft Foods が Nabisco を買収し、A1 ブランドもそれに含まれている。
2000 年には A1 ブランドのマリネが発売されたが、これは初のブランド拡張である。

現在は Original、Thick & Hearty、Sweet Hickory、Bold & Spicy、Cracked Peppercorn、Kobe Sesame Teriyaki、Supreme Garlic、Smoky Mesquite の8種類のバリエーションがある。
鳥、ポーク、シーフード、ビーフに用いるマリネも8種類のバリエーションがある。

とまあこんなところです。ウチにも A1 はありますが、あまり使用頻度は高くありません。ステーキは良く焼きますが、味付けは殆ど塩コショウのみで、市販のソース類を用いることは殆どありません。でも上のスレ 18 番の「安い肉にはいいかも」というのはまあ同感です。ポンド6ドル以上の肉であれば良く寝かせてうまく塩コショウし、うまく焼けばソースに頼る必要は感じません。ポンド3ドルクラスだと、考えてみる価値はあるかも知れません。

それと、ハンバーガーは滅多に焼きませんのでこちらも試す機会はなかなかありません。
でも今度、ものは試し、イタズラ半分でやって見ようかな・・・ 上のスレの 15 番もちょっと気になりますし・・・ それと Heinz 57 と HP も試してみますか・・・

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2008年9月10日 (水)

Food Coloring

日米で消費期限・賞味期限の設定が随分異なるものは結構沢山あります。
まず単語ですが、日本で言う消費期限とは「製造日を含めて概ね5日以内で品質が急速に劣化する食品」で、「必ず期限内に消費する必要がある」とのことです。言い換えると、それ以降に食用したことによって何か不都合が発生したとしても生産者・販売者は一切責任を持ちませんよ、ということでしょうか。
一方賞味期限とは、「製造日を含めて概ね5日を超え、品質が比較的劣化しにくい食品」で、「期限を過ぎても直ちに食べられなくなるということではなく、およその目安」とのことです。

これがこちらだと、"Sell by"、"Use before"、"Best before" などになります。
"Use before" は日本の「消費期限」に、また "Best before" は日本の「賞味期限」に相当するものと思われます。"Sell by" は日本には相当するものがありません。敢えて言えば「販売期限」です。生肉や生魚につけられていることが多いのですが、ではいつまでに食べれば良いのか? というと、これが分かりません。食材によって、また未開封/開封済みで異なるのは当然なのですが、USDA ではご丁寧にこんなチャートを用意しています。次のリンクの最下段です。
http://www.fsis.usda.gov/Factsheets/Food_Product_Dating/index.asp
例えばチキンなら購入後 40゚F 以下の冷蔵庫で1~2日、ビーフなら同じく3~5日保存可能とのことです。ベーコンは未開封なら2週間、開封済みなら1週間で食べるか冷凍せよとのことです。

ウチではビーフはほどほどに寝かせてから使います。当然のことながら Sell by 期限内のものを買い、4~5日冷蔵庫で寝かせてほど良い色合い(でも店頭でこの色だったらちょっと買わないかも)になるまで待ってステーキ等にします。Sell by 期限内に買って、USDA のガイドラインで食していることになるので精神衛生上さほど問題に感じません。
同じことを日本でもやっていたのですが、どんな感じになるでしょうか。日本の肉の消費期限は購入当日の1~2日後になっている(こちらの Sell by もだいたいそんなもの)と思いますが、実際に食するのは消費期限の3~4日後ということになって、販売者が「自己責任で!」と声高に言っているのが聞こえるようです。

日本では鮮魚には消費期限が表示されておらず、パック日が表示されていたと思います。そしてパック日当日のものしか買わないようにしていたと記憶しています。が、こちらでは Sell by が表示されています。そしてそれは購入当日の2日後だったりします。ということは、Sell by が今日の日付になっているパックは、昨日か一昨日パックされたものということになり、そんなものは絶対買わない! と思ってしまうのですが、こちらはそんなものです。

さてアメリカの方が遥かに長い「期限」を表示しているものの代表格が2つあります。牛乳と卵です。牛乳は、アメリカでは Use by、日本では賞味期限が表示されているからだと思います。アメリカでは Use by ですから、1ヶ月近く先の日付が表示されていて面くらいます(もちろん低温殺菌などの牛乳はそんなことはないでしょうが)。日本では1週間程度でしたよね。

そして卵。卵は、こちらでは Sell by が普通だと思います。日本ではやっぱり賞味期限でしたね。日本での賞味期限はだいたい1週間程度先が表示されていたと思いますが、ウチは日本でも3週間程度は問題なく使っていました。しかも生で。これは冷蔵庫に保管する限り、サルモネラの増殖はそれくらいの期間は問題にならないということを拠り所にしています。こちらでは Sell by が表示されているのですが、それがやっぱり3週間程度先の日付になっています。上の USDA のガイドラインでは、Sell by 期間内に買うべきなのは当然としても、購入後速やかに冷蔵庫に入れれば、3~5週間食用可であることになっています。ご丁寧に「この期間内に Sell by date が過ぎることになるだろうが、それでも大丈夫だ」とも書いてあります。まあこれは、記載にある通り「店頭に卵が並ぶのは、通常採卵後数日である」ことを前提にしているのでしょうが、いくらなんでも Sell by 直前に買った卵(特殊な例ですが)をさらに5週間寝かせるのはいかがなものでしょうか。卵の場合は購入後直ちに冷蔵庫に入れ、なおかつ Sell by を目安に使い切るというのが無難なところでしょう。

そしてその卵、よくこちらのネットコミュニティで話題になりますし、筆者も前から思っていたのですが、黄身の色が薄いのです。日本の卵は黄色から少しオレンジがかっていたと思いますが、こちらはあまりオレンジがかっていません。そのためなんだか物足りない気分がします。またこのことを捕まえて、「アメリカの卵は鮮度が悪い」とか「アメリカの卵は品質が悪い」などという議論になります。

黄身の色の違いは、野菜や肉のように、ニワトリの品種の違いによるのかと思ってちょっと調べてみましたが、採卵用のニワトリの品種は、日本では白色レグホンが中心のようで、アメリカでもやはり White Leghorns が中心のようです。アメリカではこの他、Golden Comets や Red Sex Links などが用いられ、これらは茶色の殻になるようです。恐らく日本でも茶色の殻の卵は白色レグホンでない別の品種なのではないかと想像します。
採卵用・食肉兼用の品種としては、日本ではプリマスロックとロードアイランドレッド、アメリカでも同様に Plymouth Rocks のほか、Sussex、Wyandottes などがあるそうです。

が、どうもこの品種の違いが黄身の色の違いになっているのではないようです。そんなことはちょっとネットで調べればスグ分かったのですが、黄身の色は飼料でコントロール出来、飼料の配合によって望みの黄身の色に出来ることが分かりました。日本の黄身がアメリカの黄身よりオレンジがかっているのは、消費者がそれを好むからに過ぎないようです。そのため日本ではベースとなるトウモロコシなどに、わざわざパプリカ等由来の赤色系キサントフィルを加えて黄身がオレンジがかるようにしているようです。これがヨーロッパに行くと、化学合成のキサントフィル添加も合法で、もっと鮮やかなオレンジの卵もあるとか。そしてそれは南欧系に多く、北欧系だとあまりオレンジでないとか。
アメリカでは化学合成のキサントフィル添加は禁じられていますが、日本同様天然由来のキサントフィルは合法のようです。それなのにこの違い・・・ これはやっぱり「好み」の問題のようです。

そういえば日本人は食材にわざわざ人工的に着色するのが好きな国民ですね。タラコと明太子が最たるものだと思いますが、あれは赤くないと売れないのだそうです。途中でそのことに気づいて以来、なるべく着色のないものを選ぶようにしていますが、多くの消費者はそうではないのでしょう。
魚肉ソーセージ。鮮やかな赤ですね。もう2度と買いません。でもオーストラリアで全く同じ赤色鮮やかな魚肉ソーセージがごく普通に流通していたのは驚きました。「赤」でしかも「魚肉」。ダブルの驚きでした。
沢庵をはじめとする漬物類。これも日本では着色料フリーの製品はほとんど流通していません。特に駅弁や幕の内についてくる沢庵や福神漬。あれはひどいものが多いですね。漬物をはがすとそれがあったところだけ米粒が黄色や紫に染まっています。ついいつもその部分だけ残してしまいます。

不自然だけれども許すのが蒲鉾。日本では年に一度、正月くらいはウチでも赤い蒲鉾を解禁にしていました。でもなるとは一年を通じて出入り禁止です。

その他、加工食品には大なり小なり着色剤は入っていることが殆どなので、上の食材ばかりを槍玉に挙げるのも意味がないというか大人気ないのですが・・・

それではアメリカでは食材への着色剤の使用がないかと言うと、もちろんそんなことはないのですが、少なくとも赤系の色素の使用は、日本より控えめに思いますし、法律もそうなってます。
ですが、お菓子の類に関しては全然そんなことはありません。真っ赤っ赤っ赤っ赤のロリポップやキャンディなぞ珍しくないどころか、そこまで赤くするか! というほど。それに緑や紫・青など本当にカラフルです。ジェリービーンズや M&M のチョコレートもそうです。ケーキやそれに使うデコレーションパーツの数々・・・

まあ要するにそれぞれ国民性ということですかね・・・

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